そんなことを、背負い続けた深夜と舞夜
生まれ変わっても、その罪が邪魔をして幸せになることすら許さなかった
孤独で、寂しくて…
だからこそ、そのユリというこの元に行きたかったんだろうな
「だったら深夜
貴方は、尚更幸せにならなければならないわね」
「え?」
「だって、貴方が壊した人の人生を、もう元に戻すことはできないわ……世界そのものが違うんだもの
でも、貴方は、もう十分に苦しんだ
11年間、誰にも言えない苦しみを、舞夜と2人で耐えてきたわ
だからこそ、今度は幸せになりなさい
人生を壊した人達の分まで
それが、貴方にできる償いよ」
深雪さんがそう言うと、深夜の両目から涙が溢れてきた
「はいっ……」
止まることのないその涙が、これまでの深夜の苦しみを表しているようだった

