今度こそ幸せに…Ⅰ



「そのことに逆上した賊は、怒りませにメイドや執事達を殺しました
そして、ユリはそれを止めようとしました
優しかったユリは、その光景を見ていられなかったのでしょう…
そして、ユリをもその賊は殺しました
私達の、目の前で……
私達は、丁度賊が来る前辺りから貧血で体調が優れず、ユリが殺されそうになった時も激しい頭痛とめまいで動けなくて、助けることができませんでした
そして、ユリが殺された後、私達も殺されそうになったのですが、その時丁度警察がやってきたんです
賊は拘束され、医療班の人達に重度の貧血だと判断された私達は、そのまま病院へと搬送されました
次に目が覚めた時、ユリが死んだことを伝えられました
悲しかった……でも、それよりも私達を支配したのは強い怒りと憎しみでした
自分の命可愛さに私達を、ユリを見捨てた両親を憎み、復讐を決意しました
どんな復讐がいいかを考え、両親のことを調べている内に判明した事実から、両親の前で死ぬことになりました
両親は、父親もそうですが、母親も名家出身で、小さい頃から名家に相応しい人間になる為に、様々な教育を施されてきました
名家の人間ならできて当たり前…そう言われ続け、両親はその言葉に、洗脳されたようになってしまったんです
あの時両親が電話を切ったのも、自分の命が可愛かったのも理由の1つではあるでしょうが、神代家の人間ならば、賊を捕まえることぐらい容易いだろう、ということだったのでしょう」


その人達も可哀想だとは思うが、そんな理由で深夜と舞夜を見捨てたことには腹が立つ