今度こそ幸せに…Ⅰ



時計の示す時間は1時

外は暗いから、深夜1時か…


この時間なら看護師も少ないだろうし、見舞い客も居ない


「ついてる、ね」


私は、腕に付いている点滴の針を抜き取り、気配を消して病室を抜け出した


この階はかなり上の方だったみたいだったので、私は階段で登るつもりだったから助かった

エレベーターだと、いつ、誰と鉢合わせるか分からないしね


そして、屋上に着いた


そのまま柵を超えて、人が立つのがやっとな位の出っ張りに立った


「ねぇ、ユリ……1人は、寂しいでしょう?
直ぐに、会えるからね」


そして、そのまま飛び降りた