時計を見ると、もう帰らなくてはいけない時間になっていた
「すみませんが、そろそろ仕事があるので、失礼させていただきます」
「蒼君」
俺が帰ろうと思い、席を立つと、何故か呼び止められた
「何でしょうか」
「忙しいのに来てくれて有難う
俺達は元気になるから、暫くしたらまた来てくれないか?」
あぁ、要するに、俺が健康状態であると認めないと面会ができないから、ここに来てほしいというわけね…
「少し元気になったぐらいでは、駄目ですからね」
俺はそう言って、部屋を出て行った
あの様子なら、もうあの人達は大丈夫だな
俺も頑張らないとな

