今度こそ幸せに…Ⅰ



「集中治療室内に入ることは普通ならできません
が、もし深夜と舞夜の現状が持続されるようであれば、ガラス越しになら面会をしてもいいと言われました」


そう言うと、蓮さん達の顔に少しだけ光が差したような気がした


「ただし、深夜と舞夜は感染症に罹りやすくなっている為、見舞い者は健康状態であることが条件だとも言われました
もし風邪を引いていたとして、それが俺達に移ってしまって、それを知らないまま2人に接触して、それが2人移ると、どうなるかは分かりますよね?」


多くは言わなくても、さっきの話からその後ぐらいは予想できたみたいで、顔を真っ青にしながらコクコクと頷いた


「よく寝て、よく食べて、それで俺が健康状態だと認めた人だけが、深夜と舞夜に面会できます
つまり、今の皆さんの健康状態では、絶対に面会はできませんし、させませんからね」


これは、相当参って、不健康状態になっているであろう蓮さん達を元気にする為に考案されたものだ


深夜と舞夜のことで手が一杯なのに、蓮さん達にまで倒れられたら困るから、そう言えと言われたのだ


今のままでは面会できないと言われた蓮さん達は、元気になろうとするだろうから、暫くは放っておいてもいいだろう