〜蓮side〜
「で、深夜と舞夜をどう思った」
部屋を出て行った6人を目尻に、俺は8人を見渡しながら尋ねた
「何だか、危うい子のように私は感じたわ」
「あぁ、どこか朧気で危うい感じがした」
「でも、危ういけれど芯のしっかりとした子のようにも感じたわ」
「あいつ等には無いものを持っている、そんな感じがした」
「その代わり、人間に必要なものが欠けているようにも見受けられたわ」
「感情の欠如」
「自分達以外、誰のことも信じていないような、そんな感じがしたわ」
「あの人を拒絶するような、作りものの笑顔がいい証拠だな」
流石に人を見る目はあるな
「そう、あの2人は親である俺達のことも信じてはいないし、信じる気もない」
「そして、あいつ等は自分のことを道具だと思っているみたいだ」
「どう言う事?」
俺は、さっきこいつ等が来る前に話していた内容をそっくりそのまま聞かせた

