「そんなことある筈がないじゃないですか
貴方方の御両親も、私達の両親だって、貴方方と同じ様に媚を売られ、利用されてきた筈です」
「だって、数十年前は今の貴方方と同じ立場だったんですから」
「ぁ」
小さく溢れたこの声は、一体誰のものだったのだろうか
でも、少しは気が付いたみたいだった
「利用されたのなら、利用し返すぐらいの意思がなくてどうするのです?」
「貴方方はただ、自分の置かれた状況を嘆いて、何も変えようとせず、変わろうともしなていないだけしょう?」
「「本当、思い上がるのもいい加減にしてください」」
「「「「っっつつつ!!」」」」
「変えようと思えば、変えられる」
「変わろうと思えば、変われる」
「「それをしていないのは、貴方方」」
そこまで言って、一旦言葉を止めて彼らを見渡した
「立ち話をし過ぎましたね
そろそろ応接間に戻りましょうか」
私達の言いたいことは終わった為、さっさと切り上げて応接間に戻ることにした
彼らにつけられたアレはわざと放っておくことにした

