あの子達の言う罪が何なのかは知らないけど、そんなことは関係ない
私達にとっては、その罪が何であれ、大切な娘であることに変わりはないもの
「死ぬな、深夜、舞夜……」
「「何故?」」
2人の口調は、どうして死んでほしくないのか、本当に分かっていない口調だった
「お前達の罪が何だろうが関係ない
罪があろうが無かろうか、お前達は俺達の娘だ」
蓮がそう言うと、舞夜と深夜は目を見開いて、今にも泣き出しそうな顔をした
「「有難う、ございます」」
「その言葉が聞けて安心しました」
「私達に何があっても、貴方方は私達を娘だと言ってくださる」
その声は、嬉しそうだった
でも、悲しそうでもあった
「「その事実だけで、もう十分です」」
そう言った後、舞夜と深夜は後ろへ重心を傾け、海の中へと飛び降りた
2人の顔は、今まで見たことのないくらい優しげな顔で微笑んでいた

