今度こそ幸せに…Ⅰ



あの子達の言う罪が何なのかは知らないけど、そんなことは関係ない

私達にとっては、その罪が何であれ、大切な娘であることに変わりはないもの


「死ぬな、深夜、舞夜……」

「「何故?」」


2人の口調は、どうして死んでほしくないのか、本当に分かっていない口調だった


「お前達の罪が何だろうが関係ない
罪があろうが無かろうか、お前達は俺達の娘だ」


蓮がそう言うと、舞夜と深夜は目を見開いて、今にも泣き出しそうな顔をした


「「有難う、ございます」」

「その言葉が聞けて安心しました」

「私達に何があっても、貴方方は私達を娘だと言ってくださる」


その声は、嬉しそうだった

でも、悲しそうでもあった


「「その事実だけで、もう十分です」」


そう言った後、舞夜と深夜は後ろへ重心を傾け、海の中へと飛び降りた


2人の顔は、今まで見たことのないくらい優しげな顔で微笑んでいた