今度こそ幸せに…Ⅰ



「蒼君達も、何か心当たりがあるの?」


私がそう問えば、一斉に蒼君達へ視線が向いた


「今日、話の途中で2人がお礼を言ってきたんです…」


蒼君達からその時の話を聞かされて、私には増々別れの挨拶のように聞こえて仕方がなかった


「最後の言葉だけ、何か妙な感じがしてたんですけど……」

「まさかこんな大事になるなんて思ってなくて……
本当にすみません」

「それは、貴方達の所為ではないわ
私達も気が付かなかったのだから……」

「それにしても…この花、一体どんな意味があるのかしら…
関係ないのに置いたりはしないわよね?」


美桜のその言葉で、それまで気も向いていなかったヒヤシンスに、全員の注目が集まった


「これ、ヒヤシンスよね?
これに一体どんな意味が……」

「花言葉、とか?」


ヒヤシンスの花言葉は、確か……