「蒼君達も、何か心当たりがあるの?」
私がそう問えば、一斉に蒼君達へ視線が向いた
「今日、話の途中で2人がお礼を言ってきたんです…」
蒼君達からその時の話を聞かされて、私には増々別れの挨拶のように聞こえて仕方がなかった
「最後の言葉だけ、何か妙な感じがしてたんですけど……」
「まさかこんな大事になるなんて思ってなくて……
本当にすみません」
「それは、貴方達の所為ではないわ
私達も気が付かなかったのだから……」
「それにしても…この花、一体どんな意味があるのかしら…
関係ないのに置いたりはしないわよね?」
美桜のその言葉で、それまで気も向いていなかったヒヤシンスに、全員の注目が集まった
「これ、ヒヤシンスよね?
これに一体どんな意味が……」
「花言葉、とか?」
ヒヤシンスの花言葉は、確か……

