今度こそ幸せに…Ⅰ



そして、この場所も丁度いい場所だったりする


ユリの墓を少し奥に行くと、林がある

その林の更に奥に進んで行くと、見晴らしのいい崖に出る


私達にとって、そこは因縁深いあの場所とよく似ていた


だからこそ、最後の死に場所に選んだ……


「ねぇ、深夜」

「何?」

「私達、これでいいんだよね……」


そう言った舞夜の声には、迷いがあった


「舞夜……」


それは私も思ったよ


本当にこれでいいのかって


もっと、他に違う道があったんじゃないのかって、思った


でも