漸く涙も止まり、蒼達がやってくる時間になった
「これで、本当に最後だね」
「そうだね
これでもう、夜には……」
舞夜の言葉が途切れたのは、蒼達の気配が近付いてきたからなのか、それとも別の理由があったからなのかは私にも分からない
「遅くなった、待ったか?」
そうしているうちに、蒼達がやって来た
「待ってませんよ
私達が早く来ていただけなので」
自分の心を落ち着かせる為にね
「そうか…
ほら、紅茶」
「有難うございます」
この時間も永遠ではないのだから、しっかりと胸に刻み込まないと…
「「蒼、碧、伊織、奏、本当に有難うございます」」
そう改まってお礼を言った私達に、蒼達は疑問を持ったのか顔を顰めた

