頭を下げている為お父様達の表情は見えないが、驚いている気配は伝わって来た
「ど、どうしたの…
そ、その前にまず顔を上げて?」
そう言われて、私と舞夜は顔を上げた
「一体どうしたんだ、深夜、舞夜」
「気が付いたんです」
「気が付いた?何を」
疑問符を浮かべるお父様達
「昨日一昨日と、私達は普通に過ごしていたつもりでした
でも、お父様達の表情を見て、気が付いたんです
私達が笑う度、お父様達は嬉しそうに表情を緩ませていたことに」
「その時、私達は余程お父様達に心配をかけていたのだと、そう思い至りました
私達が笑う度、安心した表情をするお父様やお母様に、どれだけ心配をかけていたのか、そう思うと謝らなければならないと思ったんです」
これは本当に思ったこと
昨日と一昨日で、安心した表情をするお父様達を見て、私達が何も分かっていなかったことを理解した

