今度こそ幸せに…Ⅰ

 

頭を下げている為お父様達の表情は見えないが、驚いている気配は伝わって来た


「ど、どうしたの…
そ、その前にまず顔を上げて?」


そう言われて、私と舞夜は顔を上げた


「一体どうしたんだ、深夜、舞夜」

「気が付いたんです」

「気が付いた?何を」


疑問符を浮かべるお父様達


「昨日一昨日と、私達は普通に過ごしていたつもりでした
でも、お父様達の表情を見て、気が付いたんです
私達が笑う度、お父様達は嬉しそうに表情を緩ませていたことに」

「その時、私達は余程お父様達に心配をかけていたのだと、そう思い至りました
私達が笑う度、安心した表情をするお父様やお母様に、どれだけ心配をかけていたのか、そう思うと謝らなければならないと思ったんです」


これは本当に思ったこと


昨日と一昨日で、安心した表情をするお父様達を見て、私達が何も分かっていなかったことを理解した