あれから3日が経ち、とうとうその日がやってきた


昨日と一昨日は、死ぬことなんて考えずに、ただ楽しく1日を過ごした

最後の時だし、そのくらい許されるよね?


今日は、明日の為にやらなくてはならないことを済ませておく


その一環として


「「お父様、お母様、入っても宜しいでしょうか」」


お父様達に、お礼を言いに来た


許可を貰って執務室に入ると、お父様が驚いた表情で出迎えてくれた


まぁ、この執務室には、今まで呼ばれない限り自主的に来たことなんてないから、仕方がないか…


「どうした
お前達が此処に来るなんて珍しい…」

「少しお話があって」

「話し?」

「はい」


息を軽くすって


「「申し訳ございませんでした」」


と、まず最初に謝った