食後、私と舞夜は、会話もせずに部屋に向かった
そして部屋に着くと、扉を閉め、鍵を掛けて顔を見合わせた
「やっと、見つかったね…
私達の罪の、償い方が……」
「そうだね」
舞夜の体は震えていた
でもそれは、死への恐怖から来るものではなく、ずっと探していた罪の償い方が見つかったことと、ユリに会えるという喜びから来るものだった
「長かった……
ずっと探していた償い方が、まさかこんなにも簡単なことだったなんてね……」
「感情を取り戻し、蒼達と一緒に居ることが楽しいと思ったからこそできる償い方」
一緒に居ることを楽しいと思い、これからも一緒に居たいと思ったからこそ、そこで死ぬことは、私達にとって、何よりも辛いこと
だからそこそ、それが償いになる

