今度こそ幸せに…Ⅰ



「そのことなのですが、仁様と美桜様に、もうカウンセリングは必要ないと言っておいて頂けませんか?」

「え?」


そう言って、私達は夢の中で起こったことを話した


勿論、前世のこととかは話さずに、上手いこと誤魔化しながらではあったけど…


「と、言うわけで、もうカウンセリングは必要ありません
お父様達から見て、そんなに驚く程私達が変わっていたのなら、カウンセリングは必要ないと思いますので」

「そうね、本当に別人のようだものね…
深夜も舞夜も……」


何とか納得してもらえた

誤魔化しながら話すのって、意外としんどいんだよね


「ねぇ、深夜、舞夜
今だから聞くけど、蒼君達と一緒に居るのは、楽しい?」


突然真剣にそう聞いてきたお母様


そんなこと言われるまでもなく


「「楽しいですよ」」

「蒼達のおかげで、私達はこうやって感情を取り戻すことができたのですから」

「蒼達と居て楽しいと思ったからこそ、私達は感情が戻ったのです」


そう、今なら胸を張って言える