「そのことなのですが、仁様と美桜様に、もうカウンセリングは必要ないと言っておいて頂けませんか?」
「え?」
そう言って、私達は夢の中で起こったことを話した
勿論、前世のこととかは話さずに、上手いこと誤魔化しながらではあったけど…
「と、言うわけで、もうカウンセリングは必要ありません
お父様達から見て、そんなに驚く程私達が変わっていたのなら、カウンセリングは必要ないと思いますので」
「そうね、本当に別人のようだものね…
深夜も舞夜も……」
何とか納得してもらえた
誤魔化しながら話すのって、意外としんどいんだよね
「ねぇ、深夜、舞夜
今だから聞くけど、蒼君達と一緒に居るのは、楽しい?」
突然真剣にそう聞いてきたお母様
そんなこと言われるまでもなく
「「楽しいですよ」」
「蒼達のおかげで、私達はこうやって感情を取り戻すことができたのですから」
「蒼達と居て楽しいと思ったからこそ、私達は感情が戻ったのです」
そう、今なら胸を張って言える

