今度こそ幸せに…Ⅰ



「まず、何処から案内をしましょうか
何か、ご希望はございますか?」

「おい」

「何でしょうか、一条様」

「俺達はお前等の婚約者なんて、真っ平御免だ
あまり馴れ馴れしくするな
お前等と仲良くする気なんて、俺等には微塵もないからな」


と、言われて他の3人を見てみれば口には出さないものの、同じことを思っているのは丸分かりだった


「「ふふふっ」」

「何がおかしい」


面白くて、つい笑ってしまったけれど、それが彼らの苛立ちを増加させてしまったようだった


「申し訳ございません、だって、面白くって」

「面白いだと?」

「はい
だって、私達は貴方方に馴れ馴れしくした覚えなんて微塵もないんです…が、お気を悪くされたのなら申し訳ございませんた」


如何わしげに私達を見つめる4人


向こうが最初から私達に対して取り繕う気が無いのなら、私達も別に取り繕う必要はないよね