漸く我に返ったのか、彼らも挨拶をしてくれた
「一条蒼だ
よろしく頼む」
「翠川碧です
よろしくお願いします」
「鳳伊織
よろしく」
「篠宮奏だよ
よろしくね」
一応は印象を良くしておこうと女性嫌いを隠すようにはしているけれど、目は口ほどにものを言う、とはよく言ったものだね
どうして女なんかに挨拶をしなくちゃいけないんだ、と目が言っている
そして、それに気がついた親に体を抓られている
何気にあれ、痛そう
「舞夜、深夜
お前達だけで、屋敷を案内するついでに少し話をしてきなさい」
余計なことを考えている間に、彼らに屋敷を案内することになってしまった

