今度こそ幸せに…Ⅰ



ふと、本当にふと思った


「お父様達に、舞夜が目覚めたことを報告したっけ?」


・・・・・・


「あれ?」


していないよね?


「今、目が覚めたことにしようか…舞夜」

「……そうだね」


話しすぎて報告をするのを忘れていたなんて、言えない


お父様達も心配していたのに、忘れていましたなんて、口が裂けても言えない


「じゃあ、早いとこ連絡を入れとこうか」


そう言って、執務室に居るであろうお父様達に連絡を入れておいた


「多分、すぐに来ると思うよ
走って来るだろうし、お父様達、ああ見えて運動神経いいから」

「それもそう(バァーン)……え?」


舞夜の言葉を遮って室内に響いた、炸裂音のような大きな音