ふと、本当にふと思った
「お父様達に、舞夜が目覚めたことを報告したっけ?」
・・・・・・
「あれ?」
していないよね?
「今、目が覚めたことにしようか…舞夜」
「……そうだね」
話しすぎて報告をするのを忘れていたなんて、言えない
お父様達も心配していたのに、忘れていましたなんて、口が裂けても言えない
「じゃあ、早いとこ連絡を入れとこうか」
そう言って、執務室に居るであろうお父様達に連絡を入れておいた
「多分、すぐに来ると思うよ
走って来るだろうし、お父様達、ああ見えて運動神経いいから」
「それもそう(バァーン)……え?」
舞夜の言葉を遮って室内に響いた、炸裂音のような大きな音

