「私はまず、華京院家がどんな家なのかを知る為に、世界地図を広げました」
「……世界地図?」
どうして世界地図を?
と言った表情をする仁様と美桜様
でも、私達は世界地図で沢山のことを知れた
「世界地図を広げ、それに華京院家の会社がある国に印をつけました
そして、次に日本では大きな財閥を、その地図に同じようにしてかきました
それぞれ別の色で
すると、華京院家の会社の印と、他の会社の印の数が違うんです
周りから、華京院家は凄い家だと、世界中で、華京院家はなくてはならない存在なのだと聞かされていました
でも、周りから聞かされて知っていたのと、実際に見て知ったのとでは天と地程の差があります
私は知っているようで知らなかった……
そして、それと同時に思ったんです
こんなに大きな財閥をまとめ上げるのは大変だろうなぁ、と
お父様達は、私に興味がなかったから少ししか会いに来なかったのではなく、大切に思っていたからこそ、少しでも会いに来てくれていたのだと……
本当に興味がなかったら、忙しさに託つけて会いにはこなかっただろうと、そう思いますから」
「そう……それなのに、蓮達に特別な感情を抱いてないの?」
そこは関係ないもの

