そう言って、蒼が扉を開けてくれた
中に私が入ると、扉を閉めて案内をする為に歩き出した
この人は、きっとモテる
「蒼はきっとモテるでしょうね
顔も格好良いですし、女性の扱い方も心得ているみたいですし」
私がそう言うと、蒼は
「そこら辺の女にモテたって、何も嬉しくないけどな
今は好きな奴がいるし」
と言った
凄い人がいたものですねぇ
「へぇ~、女性嫌いの蒼を惚れさせるなんて、凄い方ですね
そんなにお綺麗な方なのですか?」
「あぁ、物凄く綺麗だ
それに心も」
蒼を見れば、その人のことを本当に好いていることが分かった
「会ってみたいですね、その方に
難攻不落の要塞のような、この蒼を落とした、その物凄く綺麗な方に」
「おい」
「冗談です」
そんな軽口を叩きながら歩いていると、目的の部屋に着いたようだ

