今度こそ幸せに…Ⅰ



そう言って、蒼が扉を開けてくれた

中に私が入ると、扉を閉めて案内をする為に歩き出した


この人は、きっとモテる


「蒼はきっとモテるでしょうね
顔も格好良いですし、女性の扱い方も心得ているみたいですし」


私がそう言うと、蒼は


「そこら辺の女にモテたって、何も嬉しくないけどな
今は好きな奴がいるし」


と言った


凄い人がいたものですねぇ


「へぇ~、女性嫌いの蒼を惚れさせるなんて、凄い方ですね
そんなにお綺麗な方なのですか?」

「あぁ、物凄く綺麗だ
それに心も」


蒼を見れば、その人のことを本当に好いていることが分かった


「会ってみたいですね、その方に
難攻不落の要塞のような、この蒼を落とした、その物凄く綺麗な方に」

「おい」

「冗談です」


そんな軽口を叩きながら歩いていると、目的の部屋に着いたようだ