「それじゃあ聞くけど、私達と一緒に食事をする前にした食事はいつ?」
「その日の朝です」
・・・・・・・
どうしてそんな疑わしげな目で私をみるかなぁ
しかも蒼達まで
「因みに、その食事はどんなものだったんだ?」
「紅茶と貧血用の薬と栄養剤でした」
・・・・・・
どうしてそんな、信じられないものを見たような顔をするかなぁ
「えっと、今私達と一緒に食べているような、固形物の話をしているのだけれど…」
「固形物、ですか?
それでしたら、確か…5歳の頃、だった筈ですので、11年前ですね」
沈黙
あの時の空気を表す言葉は、沈黙をおいて他にはないだろうと思う
何だろう、このなんとも言えない空気は
「どうして、食事をしないの?」
どうしてって言われてもなぁ

