日が沈んだ深夜


崖先に立ち、海の方へ背を向けて佇む2人の少女達がいた


その少女達の前には、4人の男女が立っている


「これが、あなた達の背負うべき罪」


少女の1人が徐ろにそう語ると、4人の男女は揃って悲痛そうな顔をした


「今更、後悔したってもう遅いの
ーーの言った通り、これはあなた達の背負うべき罪
私達は、今ここであなた達にその罪を背負ってもらう為、その為だけに生きてきた」

「そう、その為なら、地獄のような人生だって生きてこられた…
耐えられた…」

「だから今度は、あなた達が地獄のような人生を辿って生きて
そして」


ここで言葉を一旦少女は区切った