「「いっちに!!いっちに!!」」

練習を重ねるたびに俺たちのペアも段々速く走れるようになっていた。

「やった~田宮くん!!一番だよ!!」

クラスで練習で競争をして一番になれた。

「頑張った甲斐あったな?」

「うん!!」

笑顔でこっちを向いた美香の顔をみた時すごくドキッとした。

なぜかとても愛しかった。

離れたくないと思った。