気づいたら叫んでいた。
「好きだから辛いんだもん!
ジェイクのせいなんだから!もうほっといて!」
言った瞬間、後悔した。
しまった、こんなこと言うはずじゃなかったのに!!
素直になるって決めたのにこれだ。
さすがのジェイクもこんな風に言われたら頭にくるよね…。
でも、後悔先に立たず。
一度口から出た言葉は、どんなに頑張っても飲み込めない。
だから、なかったことにするなんてことはできない。
自分の失態に愕然としながら、ジェイクが愛想を尽かして離れていくかもしれないという恐怖が押し寄せてきた。
メニュー