「は、はいっ!!」
思わず敬語で返事を返しながら、え〜い、もういいや!!と、覚悟を決めて話すことにした。
「えっと…その…奏太と話してたらジェイクが部屋に入ってきたらしくって…。
あ、らしいっていうのは私からは部屋の入り口が見えてなかったから、その…ジェイクの腕が後ろから私の体に絡みついてきて初めて気づいたというかなんというか…」
「なにっ、その腕が体に絡みつくって!?」
「ヤダ、なんかやらしい!!」
まっつんと舞子に突っ込まれて動揺してしまう。
「えっ、ち、違うよ!!そんなんじゃなくてっ!」
「そんなのじゃなかったらどんななの…」
相変わらず冷静なツッコミをありがとう、忍ちゃん。



