顔立ちが特別美人というわけじゃないけれど、透明感のある可愛い子で、澄んだ綺麗な瞳が印象的な子だった。 それがありす。 1人がいいと思っていたはずなのに、なぜかあの瞳を見たら 「どうぞ」 と言ってしまっていた。 それから、なんとなく毎日一緒にお昼ご飯を食べるようになって。 しばらくしたら彼女はお弁当を食べ終えると体育館でバスケをするようになった。 それも男子に混じって。