”俺のことを見て?” … … ”オレのことみてて” 奇しくもジェイクと同じセリフを言った奏太の瞳を思わず覗き込んだ瞬間だった。 それまで一瞬たりとも私から逸らされなかった奏太の視線がふっと途切れて…次の瞬間、それまで徐々に縮められていた奏太と私の距離がゼロになっていた。 ふんわりと香る奏太の香りと、そっと唇に重ねられた優しいぬくもり。 奏太にキスされてるってことに気づくのに少し時間がかかった。 それくらい、驚いた。 驚いて身動きどころか声すら出すこともできなくて…。