…でも、ジェイクが私に王子の恋人としての魅力がないって言ったのも本当だと思う。
せめてもう少し王子の相手に相応しい才色兼備な女性だったらよかったんだろうけど、残念ながら私はその辺に転がってる石ころくらいのレベルだもんね。
「”王子に相応しくないなら、いずれ国に帰る時には別れなくちゃいけないよね?”って聞いたら”そうかもね”って言ったわよ」
斧田さんも言ってたけど、女子Aさんの口からも同じセリフが出たっていうことは、これもジェイクが本当に言ったこと。
もしただの留学生のジェイクが本気で私のことを想ってくれていたとしても、王子の立場の彼となると、私と2人で描く未来はないってこと…だよね。
そして、ジェイクはそのことをちゃんとわかってるから、ああいう答えになったはず。



