「セリム君のだめ押しがあれば、他の女の子たちも納得すると思うの。逆にそれがない限り、高藤さんはずっといろんな人から呼び出されたり、場合によっては辛い目にあうことになるかもしれないわね。ジェイクはそんな状況をどう思うかしら?」
斧田さんが女子Aさんにかぶせるようにしてキツい口調で言った。
「それは脅しですか?」
さすがのセリム君も、この斧田さんの言葉にはカチンときたらしく、彼にしては強めの口調だ。
でも、セリム君がカチンときたってわかってるはずの斧田さんは怯むどころか、
「失礼ね。これでもクラスメイトである高藤さんのことを心配してるんだけど」
なんていけしゃあしゃあと言ってのけた。



