「続けて聞くけど。王子の想い人が一般人なことを、セリム君的にはどう思っているの?」
「…その質問に私が答える必要がありますか?」
ジェイクが王子だということはあっさりと認めたセリム君だけど、さすがというかなんというか…この手の質問には一筋縄では答えそうにない。
さっきの答えに関しては、ジェイクとセリム君の答えがほぼ同じだった。
ということは、王子だとバレた時の対応は2人の間で事前に決めていたのだろうか。
でも、2つ目の質問はジェイクのことについて、セリム君の意見を確認するための質問だから、彼が慎重になるのも理解できる。
っていうか、私に隠れてろって言ったのはこういうことね。
私がいたら気をつかって本音を話さないだろうからってことね。
さぁ、斧田さんたち、どう出るのかなぁ。



