アラビアンナイト



この瞬間、私はやっぱりジェイクのことが好きなんだな、と思った。

今まで、誰かに対してこんな気持ちになったことがないから、気づくのがちょっと遅かったけど。

いつの間にか私はジェイクに恋してたみたい。

だから、ジェイクに思わせぶりな態度を取られたり、思わせぶりなことを言われても、

「ふざけないで」

の一言も言えずにずるずると彼のペースに乗せられてしまってるんだろうなぁ。

これが、惚れた弱みってやつだね!

時々感じていた胸のモヤモヤも、あれが嫉妬だったんだと思えば納得がいく。