しばらく歩くと、人の気配がほとんどしなくなってきた。 普段こんなに暗い中を歩くことなんてないから、足元が不安で、初めの方こそビクビクしたけれど。 最初に私の腕を掴んだ手が、今は私の手をしっかりと握ってくれている。 その手はさっき廊下を歩いてた時に私の手を掴んでいたあの手と同じで…。 ジェイクの手だとわかっているからか、不思議と暗闇を怖いと思うことはなかった。 むしろドキドキしてるっていうか…。