「忍ちゃん、手、つないでいい?はぐれたら嫌だよ…」 そう言いながら忍ちゃんの腕に手を伸ばそうとした時だった。 「シノブ、ありす、かりる」 っていうジェイクの声がしたと思ったら、ぐっと腕が引っ張られてあれよあれよという間に忍ちゃんから引き離された。 私は突然のことに声も出せず、ただ暗闇の中を引っ張られて歩いた。