アラビアンナイト



そっか、私、台の上にいるから奏太と背の高さが同じくらいになってるんだ。

なんてことに気づくくらい冷静だったんだけど。

「ふっ、このままキスできそうだね」

なんてことを奏太が耳元で囁いたりするから、

「ふへっ!!??」

っていう声が勝手に口から出たのと同時に、顔が真っ赤になったのがわかった。