「ありす!ここに座って!!」 忍ちゃんが部屋に備え付けられた洗面台の前から呼ぶから、佐々木さんにまとめてもらったお団子を解きほぐしながら、急いで忍ちゃんの前に座った。 カチッとドライヤーのスイッチが入れられる音がして、暖かい風が私の髪を通り抜けていく。 「私の見立てが完璧すぎて、今のありす、想像以上だもの。 ジェイク以外の男子に襲われないようにちょっと色気を抑えとかなきゃね!」 とかなんとか。いまいちピンとこないことを言う忍ちゃん。