忍ちゃんは一瞬、何か言いたそうにしたけど、 「そうね。話は寝る前にゆっくりできるし今はありすの髪を乾かすのが先ね」 そう言ってにっこり笑ってくれた。 その笑顔にホッとした。 「ありがとう、忍ちゃん」 そう返す私に、 「んー、何が〜?」 なんて言いながらドライヤーの準備をしてくれた。