アラビアンナイト



「えっ!?」

思ってもみなかった展開に一瞬、頭が真っ白になって、言葉が出てこなかった。

「あはは!ありすがびっくりしてる!」

軽快な笑い声で舞子にツッコまれて、やっと我に返った。

「さ、佐々木さん!頭上げてよ!」

必死に言うと、佐々木さんはゆっくりと顔を上げてくれた。

「バスでのことは、困った時はお互いさまってやつだし…。
今までの事は、まぁ、この際水に流すというか、お風呂でお湯に流しちゃおう!」