アラビアンナイト



「ジェ、ジェイク。あのさ、無理に選ばなくていいよ。
私は動きやすい服が1〜2着あればそれでいいから…」

クロップドパンツを指差しながら言ったけど、ジェイクは真剣な顔で並べられた服を見たまま。

「…」

「わかるよ。
私にはこういう女の子らしい服、あんまり似合わないもんね。
選べっていわれても困るよね」

沈黙に耐えかねて言ったけど、自分で言ってて、さすがにちょっと悲しくなった。