「ふふっ、ありすってば可愛い」 「なっ!忍ちゃんまで!!」 そこからしばらく、散々2人にからかわれた。 「それにしても、ありすの言うことも一理あるのよね。 どうして秘密にしたがるのかしら? どんな内容だとしても、ジェイクからきちんとした馴れ初め話があれば、みんなぐうの音もないくらい黙ると思うんだけど」 一息ついた忍ちゃんが仕切り直すように言った。