アラビアンナイト




大きさはそんなに大きくないけれど、濃紺の機体はスリムでいて力がありそうな、ぐっと引き締まった強靭な体をイメージさせた。

そこにスラリと入った金色のライン。

「キレイ…」

ほぅっとため息をつくように私が言うと、少年が

「キ、レイ?」

と私の言葉を片言で真似てきた。