『あら、すごい自信ね。 その言い方だと、いずれ私より貴方の言葉の方を信じるようになるって意味に聞こえるけど?』 それには答えずに再びニヤリと笑うジェイクに、忍は小さなため息をこぼした。 『まぁ、しばらく様子を見させてもらうわ。 ありすが傷付きそうだと判断したら、例えあの子がなんて言おうと、私がありすを貴方から引き離すから』 真剣な顔で言う忍に、ジェイクは小さく微笑んだ。