アラビアンナイト



芝生と敷物のおかげか、座り心地はとても良かった。

なんて、顔の熱が引くとともに座り心地を楽しんでた私の、空いてる隣にドカッと腰を下ろして胡座をかいたのはジェイク君。

それだけのことなのに、私の心臓はまたドキッと跳ねた。

でも、それには素知らぬふりをして、持ってきたお弁当を膝の上で広げた。

私たち3人の向かい側では、セリム君が豪華な三段重ねのお重を順に並べようとしている。

本人にこんなことを言ったら怒られるかもしれないから、心の中で思うだけだけど。

なんだかできる嫁のようにテキパキとしていますね、セリム君…。