「いいね。おおきなキもあってキモチよさそう」 軽く目を細めたジェイク君がシンボルツリーを見上げて言った。 『日本語が話しにくかったら英語でもいいよ?』 忍ちゃんが流暢な英語でジェイク君に言ったけど、ジェイク君は、 「はやくニホンゴじょうずになりたいから、なるべくニホンゴでガンバル」 って。