親、とめないんだ。
賛成しちゃうんだ。
娘は、犯罪を犯しているんじゃないの?

「じゃ、あとは、頼んだわ。お母さん。」

ケータイのボタンを勢いよく押す。

「フフッ。楽しみねぇ。」

あたしはぞっとした。
いけない!

あたしはドアの影に隠れた。




「皆聞いて、畠中和泉さんが……………」

先生は慌てて教室に入って来た。