次の日から、あたしは学校に行かされた。

早く来ては机に顔をふせて、こっそり泣く日々。
こんな日々、疲れちゃう。

あたし、もう一度しおちゃんに逢いたい。
ここで、唯一友達と呼べた、人間は、しおちゃんしか、居なかった。


「しお、死んだって。」

「あー、これで平和が戻るぅ。」

「五月蝿くないって、こんなに楽しいのね!」

皆がクスクス笑う。