「あたしは、役立たずだ。」

あたしはあの時、死ねなかった。
それは、何かの運命なのかしら。
そう、思うんだ。

ポロリ

あたしの目から、顔、手、そして手すりへとあたしの涙が滴り落ちていく。

「うぁぁぁぁぁ。」

あたしは、なんの為に生きてるの?





何度、そう、思ったのかな。