フルーツキャンディー


「じゃあ今度は君の名前、教えてくれる?」

「分かりました!私は……」

私が名前を言おうとした時、言葉を遮られるように黄色い声が聞こえてきた。



「ねぇ、ねぇ!あの人めっちゃカッコイイんだけど!」

「えっ!?どこどこ?あっ!ほんどだ、イケメンじゃん」

(うわぁ…すごい注目されてる…)

私はそう思いながらふと玖蘭先輩の方をチラッと見る。



(あれ?なんか、迷惑してそう?)

私は恐る恐る聞いてみる。


「あの、どうかしたんですか?」