スーパー丸尾ブラザーズ

話はもどり、指揮者を募る。

「立候補、推薦、なんでも構いませんので、意見のある人いますか」


しーん。


「おい、工藤。お前さっき、A組の本気見せるとか言ってただろ」


誰も意見がないならこっちから名指しする。黙ったままだと一向に決まらないからな。


なんだかんだで委員長も6年目になると、会議での要領も得てきて、スムーズに進行できるようになったと思う。


「いっくん、工藤はだめだよ。あいつのカラオケでのタンバリンひどいだろ。リズム感ゼロだもん」


「えー?それなら他に誰かいない?

先延ばしにしたらめんどくさいから、俺は今日決めてしまいたいんだけど」


大体俺が仕切るホームルームはこんな感じで、割とラフに話し合いをする。