2人は要らないものを処理する様に、世界で1つのノートを燃やしてしまった。


「ただいまー。」

机に置いてあった(本棚に入れておいた)ノートに手を伸ばす。

「え?」

ノートがない。
いつも置いてあった場所にノートがない!

「どうして!なんで無いの!?」

一旦1階の台所にいる親に知らせようとした。

「ママ。」

置いてあったゴミ袋に目がついた。
灰になったものが、ゴミ袋に入っていた。
跡形無くなっていたけど、今でも分かる。
あたしのノート!