俺様副社長のターゲット

私は尚輝に振り向けば、嬉しそうな顔をしている。私はクスリと笑い、尚輝に近づいていく。



「尚輝、用意してくる。」


「ああ、俺も行く。」


「お母さん、尚輝と部屋にいるから。」


「わかった。コーヒーだけ持っていきなさい。」



私はお母さんからコーヒーを受け取り、尚輝と部屋に向かった。


私の部屋に入れば、キョロキョロとしている尚輝にソファーを勧めた。



「座ってて?色々用意してくるから。ついでにシャワー浴びてくる。」


「ああ。」



テーブルにコーヒーを置いて部屋を後にした。


シャワーを浴びて部屋に戻れば、尚輝がベッドに寝転んで何かを見ている。


私は上から覗けば、卒業アルバムを見ているようだ。



「高校の?」


「ああ、若いな。」


「それって老けたって言いたいの?」



私は尚輝から離れて用意を進める。鞄は結構パンパンだ。


一週間の夏休みを過ごすからだ。